こんにちは、Tagurin🌲です!
家づくりで気になるのは、やっぱり断熱性・耐震性・ZEH対応。
今回は住友林業を中心に、積水ハウス・ヘーベルハウス・スウェーデンハウス・一条工務店と比較して、性能や仕組みを詳しく解説します💡

断熱性の違いと各社の仕組み
快適な室内環境に直結するのが断熱性です!
カタログを見ると、各メーカーが独自の呼び名でアピールしていてややこしいですよね😅
でも実は断熱等級で比較すればシンプル。
等級が高いほど性能は良いですが、寒冷地でなければ等級5以上あれば十分快適です🏡
まずは各社の標準仕様での断熱材や工法、換気システムを整理しました。
| メーカー | 断熱材・工法 | 標準断熱性能 | 標準換気システム |
|---|---|---|---|
| 住友林業 | 360°トリプル断熱(壁・天井・床)+高性能グラスウール24K | 断熱等級5以上(寒冷地仕様あり) | 第3種換気 |
| 積水ハウス(木造) | シャーウッド構法+ダブル断熱(EPS+グラスウール) | 断熱等級5以上(寒冷地仕様あり) | 第3種換気 |
| 積水ハウス(鉄骨) | 重量鉄骨造+EPS断熱 | 断熱等級5以上 | 第3種換気 |
| ヘーベルハウス | 高性能グラスウール+発泡ウレタン | 断熱等級5以上(寒冷地仕様あり) | 第3種換気 |
| スウェーデンハウス | トリプル断熱+高性能木材パネル | 断熱等級6相当 | 第1種換気(熱交換器付きも選べる) |
| 一条工務店 | 高性能ウレタン+気密パネル | 断熱等級6相当 | 第1種換気(標準で熱交換器付き) |
※寒冷地仕様:住友林業・積水ハウス・ヘーベルハウスも寒冷地仕様にすれば、寒冷地でも快適に過ごせます。
スウェーデンハウスや一条工務店は、標準仕様でも断熱性能が高く、冬の暖房効率や光熱費削減で有利です✨
住友林業や積水ハウス、ヘーベルハウスも十分快適で、寒冷地以外では標準仕様でも安心して過ごせます。
断熱等級の目安
断熱等級は1〜7で、数字が大きいほど断熱性能が高くなります。
体感や光熱費への影響もあわせて見ると、選ぶ目安がわかりやすくなります。
| 等級 | 性能の目安 | 体感・光熱費の違いのイメージ |
|---|---|---|
| 断熱等級5 | ZEH基準相当 | 冬は暖房が効きやすく、夏はエアコン効率も良い。一般的な快適さ |
| 断熱等級6 | 等級5より高断熱 | 冬の暖房負荷がさらに減少。室内温度のムラが少なく快適感アップ |
| 断熱等級7 | 最高等級 | ほぼ暖房・冷房負荷ゼロに近い。寒冷地や省エネ重視向き |
換気システムってなに?
家づくりをするまで、私たちも「換気システムってなに?」って状態でした😅
家の快適性や断熱性と深く関わるのが換気システムです。
日本の住宅で使われる換気方式には「第1種〜第4種」まであり、それぞれ仕組みやメリット・デメリットがあります。
| 換気方式 | 仕組み | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 第1種換気 | 給気・排気の両方を機械で制御。熱交換器を付けることも可能 | ・室温を保ちながら換気でき、省エネ効果が高い ・花粉やホコリをフィルターで除去可能 ・空気の流れをコントロールしやすい |
・初期費用が高い ・フィルター清掃などメンテナンス必須 ・熱交換器ありでも全館空調にはならず、エアコンなど空調は必要 |
| 第2種換気 | 機械で給気し、排気は自然に行う方式 | ・外部からの粉塵や雑菌を持ち込みにくい | ・結露リスクが高く、一般住宅には不向き ➡ 戸建て住宅ではほぼ採用されない |
| 第3種換気 | 排気を機械で行い、給気は自然に取り入れる方式 | ・コストが安い ・仕組みがシンプルで故障リスクが少ない ・メンテナンスも手軽 |
・室温がそのまま逃げるため、冷暖房効率が落ちやすい ・給気口から花粉やホコリが入る可能性がある |
| 第4種換気 | 給気・排気とも自然に行う方式 | ・機械を使わないためコストが非常に低い | ・計画的な換気ができず、現在の建築基準法では事実上採用不可 |
換気システムのポイントを整理すると...
- 第1種換気 … 快適性重視。熱交換器を付けると室温の安定性が高まる。熱交換器なしでは、第3種換気と体感差はほぼない。
補足: 高気密住宅では特に効果的。低気密だと熱交換効率が落ちる。定期メンテナンス必須。 - 第2種換気 … 病院や研究施設向けで、一般住宅では使われない。
- 第3種換気 … コスト重視の戸建てに多い。必要十分だが冬や夏は空調効率が落ちやすい。
補足: 高気密住宅では計画的換気が難しく、室内の空気質に影響する場合がある。 - 第4種換気 … 昔の住宅や小屋向けで、現行法ではほぼ使われない方式。

耐震性の比較
家づくりで絶対に外せないポイントのひとつが耐震性です🏠
地震大国の日本では、家族が安心して暮らせる家かどうかを見極めるために、構造や耐震性能の違いを知ることが大切です!
ここでは構造と耐震性の特徴を比較しました。
| メーカー | 構造・工法 | 耐震性能の特徴 |
|---|---|---|
| 住友林業 | BF構法(木造) | 木造でも柱・梁を強化。耐震等級3が標準で大開口・吹き抜け可能 |
| 積水ハウス(木造) | シャーウッド構法 | 木造で耐震等級3相当。大空間・吹き抜け対応可 |
| 積水ハウス(鉄骨) | 重量鉄骨造 | 高耐震で大空間設計にも対応 |
| ヘーベルハウス | RC・鉄骨造 | 重量鉄骨・RCで高耐震。大空間・吹き抜け対応可 |
| スウェーデンハウス | 木造パネル工法 | 木造ながら耐震等級3相当を確保 |
| 一条工務店 | 木造パネル工法 | 高気密・高耐震仕様で耐震等級3を確保 |
住友林業は木造ながらBF構法により耐震等級3を標準で確保。大開口リビングや吹き抜けも安心です。
耐震等級の目安
| 等級 | 性能の目安 |
|---|---|
| 耐震等級1 | 建築基準法レベル |
| 耐震等級2 | 等級1の1.25倍 |
| 耐震等級3 | 等級1の1.5倍(推奨されることが多い) |
ZEH対応・太陽光・蓄電池
最近は断熱性だけでなく、光熱費や環境への配慮も家づくりで重要なポイントです。
ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)に対応することで、快適さを保ちながら電気代を抑えたり、太陽光発電や蓄電池と組み合わせて自家発電・蓄電も可能になります🏡
各メーカーの標準仕様やオプションでの対応状況を整理しました。
| メーカー | ZEH対応 | 標準太陽光パネル | 蓄電池対応 |
|---|---|---|---|
| 住友林業 | 対応可能(標準仕様ではオプション) | オプション(初期費用高め) | オプション対応 |
| 積水ハウス | 対応可能(標準仕様ではオプション) | オプション | オプション対応 |
| ヘーベルハウス | 対応可能(標準仕様ではオプション) | オプション | オプション対応 |
| スウェーデンハウス | 標準ZEH対応 | 標準仕様で高効率 | 標準対応 |
| 一条工務店 | 標準ZEH対応 | 標準で太陽光搭載 | 標準で蓄電池対応可能 |
住友林業はZEHに対応できますが、太陽光や蓄電池はオプション扱いで初期費用が高めです。
スウェーデンハウスや一条工務店は標準仕様で搭載可能なため、光熱費削減の面で優位です。
ここまでを振り返ると…
-
- 標準断熱等級5+第3種換気で快適性を確保。寒冷地仕様にするとさらに安心
- 第3種換気は省エネ性能は第1種より低めだが、通常の空調運用で十分快適
- 木造でもBF構法で耐震等級3を標準確保。大開口リビングや吹き抜けも安心
- ZEH対応可能だが、太陽光・蓄電池はオプション扱いで初期費用が高め
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- 木造ならシャーウッド構法、鉄骨なら重量鉄骨造で高断熱+高耐震
- 標準断熱等級5で寒冷地仕様も可能。換気は第3種
-
- 鉄骨・RC造で耐震性が高く、大空間・吹き抜けにも対応
- 標準断熱等級5で寒冷地仕様も対応可能。換気は第3種
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- 標準で断熱等級6相当+第1種換気(熱交換器付きも選択可能)
- 断熱性能・ZEH性能が特に優秀で、光熱費削減・快適性で優位
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